Videos Projects Archives Guestbook



 

第18話 一生物のガソリンタンク

某年某月某日

数日前ガソリンスタンドで満タンにして走り出すと、室内がかなりひどくガソリン臭くなった。あまりのにおいで頭が痛くなってしまうほどなので、タンクを取り外して原因をチェックすると、フュエールゲージのセンサーの取付け部分から漏れたガソリンがシミを作っている。直接の原因は、6本のネジで締め付けられているセンダーのガスケットが古くなって隙間ができたようだ。一度取り外してコルクのガスケットの上にシリコンの液体ガスケットを塗って締め付ればもう漏らないだろう。タンクをひっくりかえしてタンクの底を見たらトランクに水が溜まるのか、かなりサビている。ワイヤーブラシでこすってサビを落としたら、鉄板の薄くなった部分にピンホールが開いてしまった。これは内側もひどい状態なのかと思って、懐中電灯でタンクの中を照らしてチェックしたら、幸い内側はサビていないようだ。とにかくなんとかして、ピンホールを塞がなくてはいけない。考え付いた対処方法は、ただピンホールを塞ぐのではなく、グラスファイバー(FRP)をタンクの底全体に張り込んでしまう方法だ。どうせ見えないところだし、FRPで包んでしまえば、また水が溜まってもサビることもない。早速実行に移す。

タンクの大きさにグラスファイバーマットを切って逆さにしたタンクの上に置き、硬化剤を混ぜたプラスチックレジンを上からかける。そのレジンをローラーブラシを使ってマットに染み込ませ、空気を追い出してやれば、あとは待っているだけで固まってしまう。これを二回繰り返せばタンクの底も補強されて、これでまた一生使えるガソリンタンクの出来上がりである。

とにかくガソリン臭さが消えて、本物の頭痛からはオサラバすることができたが、次はどんなことで頭が痛くなるのだろうか?




 

Advertising Programs | Business Solutions | Privacy Policy | Help | About SamokaWeb

©2006 SamokaWeb.com